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∩(・ω・)∩ パーパラパッパッパー

試合開始を告げるAA。

ハードカウント

【意味】
QBが、いかにもボールをスナップするような勢いで大声でカウントして、ディフェンスのオフサイドを誘おうとすること。

【背景等】
通常は、4thダウンで残り5ヤード以内だが、QBスニークやダイブでは1stダウンが取れそうもない場合に使われる。そのような状況で、いかにもギャンブルをするようなフォーメーションでQBがスナップカウントを始めると、D#ラインが焦ってオフサイドやエンクローチメントを犯すことがある。そうなれば5ヤード罰退で、めでたく1stダウンが取れるという寸法である。QBが大げさに、いかにもスナップしてプレーを始めるようにカウントするので、「ハードカウント」と呼ばれる。

最悪、D#がオフサイドしなくてプレークロックが0になってしまっても、ディレイオブゲームの反則で5ヤード下がるだけなので、どうせパントをする分にはそれほど大きな影響がない。D#が「どうせハードカウントだろw」と油断している場合、その隙をついて本当にスナップしてプレーを始めることもある。

セーフティーのこと。

審判のジェスチャーが、頭の上で両手を合わせる形だから。

【トリビア】
2012年1月8日のワイルドカードプレーオフATL@NYG戦で、ATLはセーフティーによる2点しか取れずに試合を終了した(試合は24-2でNYGの勝ち)。これはNFLのプレーオフ史上で初めてのことらしい。ここに人マニア垂涎の記録がいくつか載っていたのでまとめておく。

  • NFLの歴史上、どちらかのチームが2点で試合終了したのは34試合。ほとんどが1940年以前。
  • 今回のATLの前に2点しか取れなかったチームがあった試合は1993年のNE 7-2 CIN。
  • 上記の34試合中、5試合は2-0で2点のチームが勝った。2点取ったチームが勝利した最後の試合は1938年のシカゴ・ベアーズ2-0グリーンベイ・パッカーズ。
  • 1922年、シカゴ・カージナルスは4点というスコアで試合を終えた。4点というのはNFL史上この試合だけしかない、人マニア超垂涎の試合である。

人マニア

【意味】
を待望する人たち。

神パントが出るとワラワラ沸いてくる。

【AA】
 人   人   人
(・∀・)(・∀・)(・∀・)
(∩∩)(∩∩)(∩∩)

パスキャッチ

パスをキャッチしたとみなされるためには、下記の3つの条件を満たす必要がある。

  1. パスを確保すること。確保とは、レシーバーの体(腕や手を含む)でボールを押さえた状態になることで、たとえばボールが腕と胸の間でバウンドしている間は確保したとみなされない。その状態の間にタックルされてボールが飛び出したらインコンプリート(パス失敗)。
  2. パスが空中にある間にキャッチすること。上の「確保」とも絡むが、たとえばボールがまだ腕の中でバウンドしている状態で倒れこんで、ボールが地面についた場合にはインコンプリート。
  3. インバウンド(フィールド内)でキャッチすること。NFLの場合には、確保した後に両足がインバウンドで着地することが求められる。片足だけでも線を踏んだらインコンプリート。NCAAでは片足でOKなので、ルーキーのWRは苦労することが多い。

パスキャッチはよくアカハタの対象になる。特に、上の1.で例として書いたようなプレーで、ボールを確保して(パスをキャッチして)からボールがこぼれた場合はファンブルになるし、確保前にこぼれていればインコンプリートになる。そのため、ファンブルロストの判定になるとオフェンス側チームが赤旗を投げてビデオ判定を要求することが多い。

以前は、空中でキャッチした後レシーバーがディフェンスの選手に押し出された場合で、押し出されていなければ両足がインバウンドについたと思われる場合はパス成功扱いだったが、2008年から押し出されて足が出た場合でもインコンプリート(アウトオブバウンズ)になった。

フランチャイズ・タグ

NFLでは3~4年でフリーエージェントの権利がもらえる。つまり、チームの中核となる選手でも3~4年で流出してしまう可能性がある。対抗手段として、チームとして是非ともキープしたい選手には「フランチャイズ・タグ」を貼り付けることができる。「フランチャイズ指定」とも呼ばれる。

フランチャイズ・タグの内容は下記の通り。

  1. 1シーズンオフにつき、1チームで1人だけ指定可能
  2. フランチャイズ・タグを貼り付けた場合、年俸をNFLトップレベルまで上げなくてはならない(NFL全体の当該ポジションの年俸トップ5の平均額か、本人の前年年俸の120%のうち、高い方)
  3. タグの効果として、FA権を持った選手の他チームとの交渉を禁止したり(exclusive franchise tag)、他のチームと契約合意した場合でも現チームが同じ条件を提示すれば引き留めができる(non-exclusive franchise tag)

年俸をNFLトップクラスまで上げなくてはならないというのはサラリーキャップ制があるNFLではかなり厳しい条件で、そのためどうしても引き留めたい選手にしか使われない。

フランチャイズ・タグで話題になったのが、NEに所属していたマット・キャッセル。トム・ブレイディのバックアップQBにすぎなかったキャッセルが、2008シーズンにブレイディの故障でNEのスターターQBの座を得るとあれよあれよと勝ちまくり、シーズンを11勝5敗で終える活躍を見せた。
AFC東地区優勝は同じ11勝5敗のMIAに持って行かれ、プレーオフ進出はならなかったが、この活躍でキャッセル株は急上昇。2008シーズン終了後に4年契約を終了して制限なしのFA権を取得したキャッセルは、一躍FA市場の目玉商品となった。そこで、NEはキャッセルにフランチャイズ・タグを貼り付けて年俸をつり上げた上で、KCにトレードで売りつけてドラフト指名権をもらうことに成功した。

KC移籍後の2009シーズンのキャッセルは、NFL中継で解説の河口氏に「キャッセルはもらいすぎ」と断言されるように、期待されたような活躍ができていない。一説には、NEがフランチャイズ・タグを貼り付けたのはブレイディの復調ぶりが不透明で、実際にキャッセルを引き留めたかったからという話もあるが、いずれにしてもNEの商売上手さをまたしても見せつける結果になった。

フリーエージェント

NFLのフリーエージェント制には大きく分けて2種類がある(細かくいうともう1種類あるけど)。

  1. 制限なしのフリーエージェント: 実働4年以上で、チームとの契約が切れた選手。完全にフリーでどこのチームと契約してもいいし、元のチームは引き留めができない。
  2. 制限付きフリーエージェント: 実働3年でチームとの契約が切れた選手。まずは元の所属チームと契約交渉し、その交渉が終わった後他のチームと交渉できる権利がある。この選手が他のチームと契約した場合、元のチームは同じ条件を出してこの選手を引き留める権利がある。引き留めない場合には契約内容(年俸)に応じてドラフト指名権がもらえる。

3~4年でFA権がもらえるのは、NFLの選手寿命が一般的にMLBなどに比べて短いからだと思われる。

ちなみに、NFLにはかなり厳しいサラリーキャップ制があるので、FAで有名選手をかき集めてドリームチームを作るみたいなことはできにくいようになっている。

フリーエージェントになる選手をどうしても引き留めたい場合には、フランチャイズ・タグ(フランチャイズ指定)という制度がある。詳しくは当該項目参照。

フェアキャッチキック

【意味】
ルール上、フェアキャッチが成功した場合に、次の攻撃でフェアキャッチした地点からそのまま(スナップなしで)ゴールに向けてキックすることが認められている。ゴールポストの間に蹴り込めば3点になる。フィールドゴールの場合はスナップするのでボールオン地点から7ヤード下がって蹴ることになるが、フェアキャッチキックだと直接ボールオン地点から蹴れるのでその分お得になる。

プレースキックだがキッキングティーは使ってはいけない(ハイスクールでは使ってもおk)。フィールドゴールのように味方の選手が押さえているボールを蹴る形になる。

なお、NFLでは、フェアキャッチした時点で残り時間がなくなっている場合でもフェアキャッチキックを行うことができる。

【背景】
ルール上は認められているが、実際には滅多に見られないプレー。このプレーが実現するには、下記の3つが必要になる。

  1. フェアキャッチに成功した時点で前半終了あるいは試合終了まで残り時間がほとんどなく、しかも距離が残っていて、通常のスナップしてのプレーがあまり有効でない。
  2. 3点取ることに意味がある。たとえば試合終了直前で7点ビハインドという場合には当然ヘルメリをやるのでこのプレーは実現しない。
  3. そもそも、相手チームのキッキングチームあるいはコーチがルールをよく知っている場合には、「この残り時間で相手にフェアキャッチをされるとフェアキャッチキックされる可能性がある」ということでフェアキャッチを避けるような方策(故意にアウトオブバウンズに蹴るとか)をとる。そういう防止策を相手が取らないことも条件の一つになる。

【歴史】
英語版Wikipediaの「Fair catch kick」の項目には過去のNFLにおけるフェアキャッチキックの全試行例が掲載されているが、最後に成功したのは1968年で、もう40年も成功例は出ていない。2008年Week12にARI(キッカー:ニール・ラッカーズ)が挑戦したがヘロヘロキックになって失敗した。

この動画は、ハイスクールの試合でフェアキャッチキックが成功した例。

フェアキャッチ

【意味】
パントあるいはキックオフの際に、レシーバーが片手を「1.完全に伸ばして、2.頭の上で左右に振った」場合(フェアキャッチシグナル)、キッキングチームはレシーバーがボールを捕るのを邪魔したり、捕った後タックルしてはいけない。違反すると15ヤード罰退。

レシーバーは逆に、ボールを捕った後前進しようとしてはいけない。故意に前進しようとしたと見なされると、ディレイオブゲームで5ヤード罰退。

不十分なフェアキャッチシグナルを出して相手を惑わせようとした場合には5ヤード罰退。ただし、太陽がまぶしいときにヘルメットより下の位置に手をかざすのはおk。

フェアキャッチを行った場合、通常はキャッチした位置から普通に(スナップして)攻撃を開始するが、ルール上はスナップ無しでフリーキックすることが認められている(フェアキャッチキック)。それでゴールポストの間に蹴り込めば3点入る。

【使用される時】
エンドゾーンまで残りの距離が少ないときのパントは、距離よりも高く蹴り上げて、レシーバーがボールを捕った瞬間にキッキングチームがタックルできるように蹴る。そういうパントが蹴られた場合、レシーバーとしては捕った直後にハードヒットされてファンブルする危険を冒すより、安全に捕ったところから攻撃することを選択するという意味でフェアキャッチを行うことが多い。

【フェイク】
例えばパントされたボールが5ヤード地点くらいなところに落ちそうな場合、5ヤード地点でフェアキャッチするよりも、捕球しないでボールがエンドゾーンに転がり込んで立ちバックになって20ヤード地点からの攻撃になったほうが有利になる。そういう場合、レシーバーがフェアキャッチシグナルだけ出してボールを(故意に)捕球しないことも認められている。フェアキャッチシグナルを出すことでキッキングチームが気を緩めて、ボールがそのままエンドゾーンに転がり込むことを期待するという寸法。

フリーフリッカー

flea flicker。略してふりふり、フリフリ。

【意味】
QBがスナップを受けたボールをRB(あるいはWR)にピッチしたりラテラルに投げる
   ↓
RB/WRはそのまま走ると見せかけてスクリメージライン直前で再びQBにピッチ/ラテラルしてボールを戻す
   ↓
そこからQBがパスを投げる

というプレー。トリックプレーの一種。うまくいけばランプレーと思って上がったディフェンスの後ろへロングパスを通せるが、失敗するとごちゃごちゃやって時間がかかっている間にサックされる。というかよっぽどオフェンスラインが強力でない限り、失敗することの方が多い。

アメフトでは前パスは1プレイに1回しか投げてはいけないが、後ろあるいはラテラル(平行)パスは何回投げてもいいのでこういうプレーが成立する。

【由来】
ボールがピョンピョン跳び回るのがflea(ノミ)がflick(ちらちら)するように見えるから、らしい。


この動画では、プレーが崩れてこうなったのかもともとデザインされたプレーなのかよくわからないが……

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