次姉の遺書
次姉の遺書です。
「夫」宛
(次姉)は誰とも結婚できない女です。(「夫」)さん、どうか幸せになってください
(「夫」)さん幸福に。私は美しい花を見ても美しく思えない女になってしまった。あなたを幸福にできない
長兄宛
(長兄)ちゃんとはもっと相談したかった
父親宛
お父さん力強く生きてください。自分のクヨクヨした性格で、毎日毎日が、実にいやになりました。(次姉)の生活には発展もなければ何の信念も考えもない。動物にすぎない。死を考える親から、よい子など生まれません。五月一日、(被害者)の供養をしたとき、はじめて自分がわかった。二人でまっ黒になって働いたころが一番幸せだったと思う。先立つ(次姉)のわがままを許してください。
なお、長兄が次姉の遺書について別途、「常識では考えられないことが書いてあったんだが……」というコメントを残しています。その「常識では考えられないこと」が上の文章のどれかを指しているのか、あるいは公表されていない内容を指しているのかは不明です。
この「遺書」を読むと、やはり次姉は「真実」を知っていて、それを公表できない自分の弱さを「何の信念も考えもない」と表現したのか、と考えさせられます。
おしらせ
狭山事件入門
概要
推理

